2020年05月19日08:46
長い航海の後

先週入港していた「第七十八幸榮丸」は、
現在三保にある三保造船所でドックの準備に入っています。
これから主機、補機、冷凍機の定期メンテナンスや、
通信装置の調整、そして破損した個所や、
まぐろを釣り上げるために使用する、
漁労機械の修理を行います。
そして外板部をペンキでしっかりと「お化粧」して、
再び出航となります。
今日の写真は、
すべての作業を終えてドックに向かう直前の船の一部分。
出航するときには、
新船のようにきれいにペンキを塗っていたけれど、
航海終了時にはこんな姿に...
真っ赤に塗られた船底部や真っ白に塗られた側面部には、
無数の擦り傷、まぐろと格闘した跡がしっかりと刻まれています。
まぐろ船のエンジンや冷凍機って、
出航したら、航海が終わるまで止まらないんですよ!
航行の連続、操業の連続なんです!
ひたすら先に進み、縄を延え、まぐろを追う。
地球の裏側まで漁を求めていく姿は...
まぐろと似ているかもしれませんねっ(笑)
改めて、本当に長い航海おつかれさまでした。
乗組員のメンバーも、本船も、
リフレッシュしてまたお逢いしましょう(^。^v
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。