2022年01月02日10:06
まぐろ船の船上で迎えるお正月
私たちが新年を迎えた数時間後に、
インド洋や大西洋、そして太平洋で操業を行っている
遠洋延縄まぐろ漁船の船上でも新年を迎えていました。
最近は便利な世の中です...
今でも行っていますが、
昔はまぐろ船向けに「年賀電報」を発信して、
新年のご挨拶を行っていたのですが、
今ではメールはもちろんですが、
何とっ!
LINEで新年のご挨拶が出来る船が多くなっていました。
年末年始のご挨拶をLINEでしていたら、
第一錦哉丸の機関長から、
新年の光景が写真で送られてきました!
新年の初日の出の様子、
世界中何処にいても、
そして洋上にいてもみんな同じ日の出を
時間差で眺めているんですよね~♪
そして船員さんたちは料理も上手なんです!
日本人船員たちがお正月気分を味わえるように、
昆布巻きを作ってお正月を迎えたそうです(^。^v
こちらは何を煮ているのかな~?
角煮のようです。
毎日同じように日が昇り、
作業をしているうちに沈んでゆく。
油断していると今日が何月何日なのか?
そんな洋上での生活では、
カレンダーではなく、日めくりを毎日めくることで、
今日がいつなのかを確認したりしています!
だから...お正月は大切な節目なんです!
まぐろ船には、船末年始休暇などありません(笑)
今日も世界の七つの海で、
日本の漁船が活躍しています(^。^!
これから始まる今年も、
乗組員のみなさんが健康でありますように、
航海が安全でありますように、
そして漁に恵まれ、大漁で早く帰ってこれますように!
清水港から、お祈り申し上げます。