第八福栄丸もおつかれさまでした

この小さなハッチ口から、
茶色いロープを幾つも使い、
たくさんのまぐろ達を一気に吊り上げていく作業、
本当に職人技ですよね!

一度にこんなに出てくるんですよ!
ロープを駆使して吊ったまぐろが膨らまないように、
下へ下へ伸ばしていくんです。
第八福栄丸の水揚げ作業も、
無事に終了しました(^。^v

水揚げ作業が終わった後、
怪しげな人たちが登場!
彼らは本船のインドネシア船員たち、
実はこれから残品上げの作業が行われるんです。

彼らが網の上に積んでいる品物、
これってまぐろを釣るために使用する餌なんです。
この箱の中に、私達が生で食べられるような、
新鮮な小魚が入っているんですよ!

通常では、すべての餌を使用した頃に、
ちょうどまぐろが満船になる計算なのですが、
今回はコロナウイルスの影響で、
少し早めの帰途となりました。
結果、このような揚げ餌作業が行われたんです。

いつも出航前に行われる餌の「積込作業」とは
逆の作業は、手間も時間もかかる作業なんです。
しかもこの魚層の中は、
既に冷凍装置を止めてあるとはいえ、
マイナス30℃くらいは冷えています。

延べ3時間に及ぶ作業は、
重労働で低温症などを考慮して、
交代交代で行われていきます。
彼らの真面目な仕事ぶりには、
本当に頭が下がります。
...見た目は、特殊工作員ですけどねっ(笑)

休憩中の彼ら、カメラを向けるとこの通り!

仕事の最中も、笑顔を忘れません(笑)

この人、本船の甲板長さま、
インドネシア船員に負けてられないと、
このポーズ!?(笑)
長い航海も、船の中が良い雰囲気な様子が、
伝わってきますよね(^。^v

網で揚げられた餌は、
陸上でしっかりと積み上げられ、
保管されます。
数か月後の積込作業で、
もう一度本船へ戻されるんです。
一箱が約10kgもあるこの箱を数千ケース!
50パレットにも及んだ餌の陸揚げ作業でした。

みなさん、本当におつかれさまでした(^。^!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事へのコメント
一箱が10㎏で数千ケース? 想像がつかない量ですね。
マイナス30℃の倉庫の中での作業は過酷だと思います。 そんな苦労があって私たちは美味しいマグロを食べられるんですね(^^)/
マイナス30℃の倉庫の中での作業は過酷だと思います。 そんな苦労があって私たちは美味しいマグロを食べられるんですね(^^)/
Posted by 紅林 孝弘 at 2020年05月29日 10:35
紅林さん、こんにちは。
私はもう15年くらい入ってないなぁ~
どちらかというと...
『絶対』イヤです(笑)
私はもう15年くらい入ってないなぁ~
どちらかというと...
『絶対』イヤです(笑)
Posted by 有限会社丸新商店
at 2020年06月12日 15:15
